うつ病による影響や早期発見

うつ病というのは病気そのものの苦痛に加えて様々なことが影響してきます。現在のがん治療ではインフォームドコンセントというものが重要視されています。患者はがん治療の方針や医療行為について医師からたくさんの説明を受け、意思を決定します。しかし、抑うつ状態の患者は医師から治療法の選択を与えられても意思決定をうまくすることができない場合があります。またうつ病の症状である意欲の低下は治療をするという意欲そのものにも影響してしまうということもあります。またうつ病そのものの苦痛から治療をして長生きするというよりも早く楽になりたくて治療をあきらめるというケースもあるようです。ホルモン治療を受けていた乳がんの患者が体の痛みから治療を中断。精神科での診察によってうつ病が判明し、抗うつ薬によるうつの治療を始めたところ体の症状が改善し、またホルモン治療を再開したというパターンもあるそうです。がんの疼痛とうつ病は関係しています。疼痛はうつ病の原因と言われており、さらにうつ病になるとがんの痛みをより強く感じるという研究結果が出ています。がん患者の自殺率は一般の人と比べて約二倍と高く、そのほとんどがうつ病にかかっていたと報告されています。自殺率はがんの終末期に高まり、末期になると自殺を考える患者は20%ほどになるといわれています。がん医療の現場でうつ病の発見が難しいとされている理由としてうつ病で起こる身体の症状ががんそのものの症状や治療による副作用と重なっており識別するのが難しいからと言われています。またがん治療を担当する医師や看護師はうつ病を見逃してしまうことが多いという研究結果も出ています。しかし、専門外であってもうつ病を発見することはそんなに難しいことではありません。治療に消極的であったり、治療の副作用が収まるころなのに症状が回復しないなど何かおかしい部分があるはずです。うつ病を見逃さずに適切な治療を提供するためには医療者自身の気づきというものが大切です。

こうした精神科の医師求人は、これからも求められていくと思います。様々な医師求人があると思いますので、それぞれよく考えてどの進路を進むのか考えていきましょう。

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