長期休暇中のスポット勤務

 ゴールデンウィークや年末年始に病院に通った人はあまりいないでしょう。これらの期間中はほとんどの病院が休業しています。もちろん病棟、救急外来はお正月であろうと稼働していますが、外来や手術まで対応している病院は稀有だと言えます。しかし長期休暇中に診てもらいたい患者は相当数にのぼるでしょうし、医師としても休日に出勤するのは悪い条件ではありません。というのも、休日のスポット勤務は概して高待遇だからです。医師のアルバイトも、その給与額は需要に左右されます。正月やゴールデンウィークくらいは休みたいと考える医師も多いので、当該時期の応募競争率は低く、給与額は高い傾向にあります。場合によっては、高度のスキルを求められる案件や過疎地の案件と変わらないくらいの時給で働くことができます。実際、平日のアルバイト給与額の2割増しくらいが相場となっており、非常勤のみで生計を立てる医師には特にお勧めできる働き方です。

 せっかくの長期休暇を潰してまで働くのはどうかと考える人もいるでしょうが、正月やゴールデンウィークに働いて、その日数分を平日の休息日に代えるのは賢い働き方だと考えます。長期休暇中は割増の賃金を稼いでいるのですから、同じ労働時間でより高い収入が見込めますし、平日に纏めて休暇を取ることができれば、海外旅行しても人混みでストレスを貯めることがありません。

 但し常勤医の場合、正月やゴールデンウィークを潰してしまっても、平日に振り替えられないことがあります。勤め先の医療機関がブラック企業のように、平日の有給休暇取得を認めないことがあるからです。そう考えると、非常勤で生計を立てている医師の自由裁量が羨ましくも思えるでしょう。

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