スポット勤務の実態 その②

 学校、企業の健康診断であれば、勤務日数は1日であるものがほとんどです。勤務時間は午前と午後、若しくは午前中のみとされるのが一般的です。それに対し、人間ドックは定期非常勤で働きますから、週1回から週5回まで、様々な案件が見受けられます。時間帯は日中におさまるものがほとんどを占めますが、夕方以降の営業を売りにしているクリニック等では、19時以降も従業することがあります。ただし健康診断である以上、残業の心配はほとんどありません。育児に忙しい女医であっても気兼ねなく働くことができるでしょう。

 健康診断の給与はどうでしょうか。時給は案件によってかなりの差が認められます。7000円に留まるものもあれば、15000円前後にのぼることもあります。健康診断は治療行為ではないため、外来のアルバイトに比べれば時給は安いのですが、専門スキルの必要な健康診断であれば同等の待遇であることが多く、自分に合った案件を探し出せれば効率的に稼ぐことができます。例えば心電図の読影業務、婦人科検査、内視鏡検査等がそれに当たります。また、健診の内容に関わらず、急募案件は一般に高待遇であると言えます。

 健康診断の実施数が増えるのが春と秋なので、それを見越して数か月前から求人が出されます。春であれば2月には最初の求人を目にすることが出来るので、気の早い医師、より良い案件をゲットしたい医師は、早速応募しているようです。春を除けば秋も健康診断の盛んなシーズンと言え、夏にはそれらの案件を目にすることができます。秋は健康診断と並行して、インフルエンザの予防接種も実施される時期なので、そちらの案件も数多く目にすることができます。